あり得たかもしれない未来の姿
名門スタジオBioWareの突然の閉鎖発表後、2020年から開発が進められていたプロジェクトMass Effect: Universeの約2分間のプロモーション映像が流出しました。EA内部の情報筋によって本物であることが確認されたこの映像には、プリプロダクション段階のアセットを使用したゲームエンジン内の映像(in-engine footage)が含まれており、チームが目指していた芸術的および技術的な方向性を垣間見ることができます。
流出映像の詳細
映像には、N7クラスの軍服を着た主人公が、酒場でAsari族のキャラクターと対話する様子が収められています。主人公は「火種が燃え上がる前に消し止める」という自身の仕事の性質について語っています。その後、場面は激しい集団戦へと切り替わり、マスエフェクト・フィールド(mass effect fields)を使用して敵を制御したり、環境が戦闘に反応したりするゲームプレイのメカニクスが披露されます。また、氷の惑星やホバービークル、さらには計画されていた広大な世界観を示唆する複雑なホログラフィックマップなど、多様なロケーションの短いカットも含まれていました。
このニュースが重要な理由
このリークは、特にCatherynne M. ValenteやDerek KunskenといったSF作家たちが長年ゲームの世界観構築に取り組んできたという証言がある中で、ファンがこの特定のプロジェクトを目にするという希望に公式な終止符を打つものです。この閉鎖はEAの戦略転換を明確に示しており、内部メモによれば、このゲームの専任チームは小規模であり、同社はBattlefieldやThe Simsといったより収益性の高いフランチャイズに注力するため、開発を継続しないことを決定したとされています。
シリーズの今後
ゲームは中止されましたが、Mass Effectの世界観は他のエンターテインメント分野で存続しています。報道によると、Prime Videoで開発中のテレビシリーズは現在も進行中とのことです。一方、ファンはEAに対してゲームの開発継続や他スタジオへの知的財産権のライセンス供与を求めるオンライン署名活動を開始しましたが、現在の同社の新たな所有権下における財務方針を鑑みると、その要求が受け入れられる可能性は低いと見られています。