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トルコのHubX、評価額10億ドル超で約7,500万ドルを調達

AIを活用したウェブおよびモバイル製品を開発するHubXは、投資前評価額12億ドルで、Point72 Private Investmentsから最大7,500万ドルの投資を受けた。同社はこの資金を製品の拡大と世界的な買収の加速に充てる。

2026-08-28
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トルコのHubX、評価額10億ドル超で約7,500万ドルを調達

AIを活用したウェブおよびモバイル製品の開発を専門とするトルコのHubXは、Point72 Private Investmentsから最大7,500万ドルの投資を受けたと発表した。この取引により、同社の投資前評価額は12億ドルとなった。これによりHubXは、ユニコーン企業として知られる評価額10億ドル超のスタートアップ企業の仲間入りを果たした。

今回の投資は、2022年にイズミルで設立されたHubXにとって、初めての外部資金調達となる。同社が公表したデータによると、HubXは外部資金に頼ることなく、40以上のモバイルおよびウェブアプリケーションからなるポートフォリオを構築した。また、そのアプリケーションは190カ国以上で6億人を超えるユーザーに利用されている。同社はイズミルとイスタンブールの2拠点で事業を展開し、チームには370人を超える従業員が所属している。

単一アプリではなく、複数製品のプラットフォーム

HubXのポートフォリオには、生成AI、写真・動画、教育、ウェルネス分野の製品が含まれる。同社が挙げたアプリケーションには、Nova、Wiser、DaVinci、Lotus Flowがある。同社は、製品開発、AI、データ分析、グローバルマーケティングを含む中央集約型の体制を活用し、製品をアイデアの段階から世界規模へと展開することを目指している。

この体制は、HubXが各アプリケーションを完全に独立したプロジェクトとして扱うのではなく、開発、データ、流通における共通の能力を活用し、デジタル消費者向け製品のポートフォリオを構築していることを示している。なお、ユーザー数とアプリケーションの展開状況に関する数値は、同社自身が提供したデータである。

投資資金の使途

HubXは、資金の使途として主に2つの方向性を定めている。1つ目は、既存製品の成長を加速させ、技術インフラとAIへの投資を拡大することだ。2つ目は、合併・買収における世界規模の活動を拡大することである。

同社は、優れたユーザー体験と良好なパフォーマンス指標を備えたモバイルおよびウェブアプリケーションに加え、製品開発に注力するチームや有望なテクノロジー企業の参加を目指している。同社の計画によれば、買収した製品やチームは、HubXの技術基盤、製品開発の専門知識、AIおよびデータ分析能力、グローバルマーケティング能力を活用する。一方で、参加するチームの製品としてのアイデンティティーと起業家的なアプローチの維持を目指す。

この資金調達が重要な理由

今回の取引が重要なのは、社内成長を通じて幅広いアプリケーションのポートフォリオを構築してきた企業が、初めて機関投資家から資本を調達し、投資前評価額12億ドルを得た点にある。また、既存製品の改善だけでなく、新たな製品やチームの買収、HubXの複数製品モデルの世界規模での拡大にも資金を活用する明確な方向性を示している。

共同創業者のCem Ortabaşは、同社が今後も社内で製品開発を続けると同時に、成功しているチームを自社のエコシステムに迎え入れていくと述べた。共同創業者のKaan Ortabaşは、HubXが収益性を維持しながら4年間でこの規模に到達したと説明したが、情報源はこの説明を裏付ける財務の詳細や、投資の最終条件を明らかにしていない。

一方、Point72 Private InvestmentsのパートナーであるIshan Sinhaは、消費者の需要を見極め、製品を開発・配信・迅速に拡大するHubXの能力に加え、同社のポートフォリオの実績と、複数の製品に適用可能なモデルが、投資判断を後押しした要因だったと述べた。

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