宇宙・宇宙技術

Northrop Grummanのロボット宇宙機、軌道上で衛星の寿命延長に向け準備

Northrop Grummanは、Mission Robotic Vehicleとそのロボットアームを使い、2027年にOptusの人工衛星へ新たな推進モジュールを取り付ける準備を進めている。これは、同衛星の軌道位置維持を1年以上支援した現行のMEVが衛星を離れた後に行われる。今回のミッションは、衛星を完全に交換するのではなく、軌道上で修理・保守する方向への転換を示している。

2026-08-12
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فريق تحرير certi.news
Northrop Grummanのロボット宇宙機、軌道上で衛星の寿命延長に向け準備

Northrop GrummanのMission Extension Vehicleは、オーストラリア企業Optusが運用する通信衛星を離れた。同宇宙機は1年以上にわたり衛星に接続し、衛星を正しい軌道位置に維持する支援を行っていた。今回の動きは、衛星の寿命延長を目的に設計された新世代の宇宙機に道を譲るためのものであり、同社が軌道上の既存衛星に新たな推進モジュールを取り付ける初の試みに備える中で実施された。

Northrop Grummanは7月、SpaceXのFalcon 9ロケットで4機の宇宙機を軌道へ打ち上げた。その中には、米国国防高等研究計画局(DARPA)が開発した高度なロボットアーム2本を備えるMission Robotic Vehicle(MRV)が含まれている。残る3機はMission Extension Pods(MEP)で、主に標準化された推進モジュールとして機能する、より小型で簡素な衛星である。

2027年に新たな推進モジュールを取り付け

4機の宇宙機は現在、地上から約2万7,000マイルの高度にある目標へ向かっている。2027年、MRVは2本のロボットアームを使ってMEPの1基をOptusの人工衛星に取り付ける予定であり、これにより同衛星はさらに数年間、軌道上にとどまれると見込まれている。

通信衛星やセンサーを使って地球を観測する衛星は通常、コンピューターや送受信機が故障するためではなく、位置を維持するために必要な燃料が尽きた後に運用を停止する。Optusの衛星は2009年に打ち上げられ、15年間の運用を想定して設計された。計画どおりにミッションが進めば、同衛星はさらに6年間、運用を継続して収益を生み出せる可能性がある。

衛星サービスの異なるモデル

軌道上にあるMEVは、この分野での実績を持つ。2019年と2020年に2機が打ち上げられ、合計10年間にわたり顧客の3機の宇宙機の寿命延長に貢献した。その中にはIntelsatの2機とOptusの衛星1機が含まれる。MEV-1は別の顧客が見つかるまで専用軌道で待機し、MEV-2は2030年までIntelsatの衛星に接続したままとなる。

MRVは、ビジネスモデルの点でMEVと異なる。衛星運用者はMEPを購入して所有し、その後、MEPを自らの宇宙機に恒久的に取り付ける。これにより、MRVは複数の宇宙機の間を移動してサービスを提供でき、より低コストのサービスを実現できる可能性がある。

技術的課題と防衛分野での潜在的な関心

この種のサービスでは、時速数千マイルの速度で移動する2機の宇宙機に自律的に接近し、安全にドッキングする必要がある。MEVは衛星の推進ノズルに接続するドッキングプローブを使用する一方、MRVはロボットアームを使ってMEPを慎重に固定しなければならない。また、MRVは軌道上で燃料を補給できるよう設計されており、これは将来、他の宇宙機が必要とする可能性のある能力の実証となる。

Northrop Grummanは、自社の宇宙機をサービスミッション向けのものと位置付けている。しかし、特に防衛機関が高軌道かつ高コストの衛星を保有していることや、DARPAがMRVのアーム開発に参加していることから、この種の能力は防衛分野の顧客を引き付ける可能性がある。米宇宙軍は以前、ロボットアームを備えた中国の宇宙機を、競合相手の衛星をつかんで機能を弱めるために使用できる可能性があるとして、兵器と表現したことがある。

Northropの物流・衛星サービス担当ディレクターであるCassie Wongは、これらの宇宙機が将来的に衛星へ部品を追加したり、軌道を変更したりするために使われる可能性があり、地球低軌道にある資産のサービスにも利用できる可能性があると考えている。一方、StarlinkやAmazon LEOのような計画は、安価で交換可能な衛星を大量に打ち上げる方向に進んでいる。これに対し、大型で高価な衛星は、寿命延長や軌道上での修理から引き続き恩恵を受ける候補となる。

ニュースの出典
TechCrunch Robotics
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